冷え性はもう我慢しない!放置は危険、タイプ別の簡単改善法でポカポカ健康ライフを手に入れる秘訣
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人によって冷えのタイプが異なる!
あんなに暑かった夏がもはや懐かしいほど、日々どんどん気温が下がっていきますね。
寒い季節と暑い季節、どちらがお好きですか?
「寒さは着込めば何とかなるけど、暑いのは裸になっても暑い」というのはのび太君の有名なセリフですね。
そういわれてみると自分も冬の方が好きな気がしてきます。
気温が下がり始めると、多くの人が「冷え」を気にするようになります。
しかし単純に冷え性といっても、その種類や対策は一様ではありません。
実は「冷え」とは人によってタイプが異なり、それぞれに合った適切な対策が必要なのです。
冷え性は一過性の問題ではなく、放置すると様々な健康リスクを引き起こす可能性があります。
そのため、自分の体質や冷えのタイプを理解し、長期的な対策を講じることが重要です。
夏が好きな人は冬も好きになるように、冬が好きな人はもっと冬が好きになるように、冷え対策をしっかりと行って寒い季節を楽しみましょう!
冷えは万病のもと。特に女性は要注意
そもそも、なぜ「冷え」を改善させる必要があるのでしょうか。
それは、「冷えは万病のもと」と言われるように、冷えは多くの体調不良を引き起こす可能性があるからです。
例えば、肌の乾燥やしもやけ、あかぎれなどの皮膚トラブル、消化不良や便秘、さらには月経不順や生理痛の悪化なども冷えに起因することがあります。
特に女性は、男性に比べて筋肉量が少ないため、冷えやすい傾向があり、貧血によってさらに冷えが進むこともあります。
体の不調が大きな病気に繋がる前に、冷えに対する対策を怠らないようにしましょう。
冷え性は「体質だから仕方がない」と諦めるのではなく、自分に合った方法でしっかりと向き合うことが大切なのです。
タイプ別改善法!あなたの冷えはどれ?
冷えにはいくつかのタイプがあり、それぞれに対策法が異なります。
ご自身がどのタイプに当てはまるか、考えてみてください。
主に、手足の先が冷える「末端冷え性」、内臓が冷える「内臓冷え性」、そして下半身が冷える「下半身冷え性」の3つです。
まず、末端冷え性について。
末端冷え性は、運動不足や食事不足が原因となり、血液が手足の末端まで十分に巡らないことで発生します。
対策としては、食事をしっかり摂り、筋肉をつけること。
そして、スキニータイプのパンツや矯正下着など、体を締め付けるような服装を避けることです。
次に内臓冷え性は、冷たい飲食物を摂り過ぎる人や、生野菜やフルーツを好む人に多く見られます。
症状としては消化不良や便秘、下痢など、お腹の不調が多いです。
温かい食材や根菜類を摂り、自律神経を整えましょう。体を中から外から温め、シャワーで済ませるのではなく湯船につかることが大切です。
最期に下半身冷え性は、座りっぱなしの生活やセルライト、むくみが原因となることが多い症状です。
特に下半身の筋力をつけるためのストレッチやウォーキングが効果的です。
デスクワークの時間が長い人は、30分に一度でも立ち上がって軽く足踏みをするよう習慣づけてくださいね。
何事もやりすぎには注意。全体のバランスを見ながら対策を
いずれのタイプにしても、冷え性の改善、もしくは予防には生活全般を見直すことが求められます。
食事や運動などを通して、日常生活の中で冷えに対するアプローチを行ってみましょう。
ただし、どのような対策であっても過信せず、全体のバランスを保つことが大切です。
例えば、生姜が体を温める効果があると言われていますが、だからと言って一日に何個も生姜を食べるのが体にいいわけではありません。
また、筋力アップのトレーニングを習慣づけながら、肌の露出が多い服装でいたり、同時に冷たいビールをガンガン飲んだりしているようでは、せっかくの効果が得られなくなってしまいます。
つまり、「温める」だけでなく「冷やさない」を同時に行うこと。そして一つの方法を過信しないことが重要だということです。
ついつい、冷えには何がいいかとネットで検索してそればかり実践してしまいたくなりますが、元々の生活習慣の中に体を冷やす要素があるのであれば、まずはそれを取り除くことから始めましょう。
根気よく長く対策を続けていきましょう
冷え性は一つの対策で完璧に改善されるものではありません。
生まれつきの体質だからと諦める必要はありませんが、根気よい対策が必要なのは確かです。
自分の冷えのタイプを理解し、食事や運動、生活習慣全般においてバランスの取れたアプローチを行うことが、根本的な改善に繋がります。
冷えは放置すると様々な不調の原因となりかねませんので、早めに適切な対策を。
日々の生活の中で少しずつでも冷え対策を取り入れ、体の芯から健康を目指しましょう!