冬の冷え性にサヨナラ!お風呂でできる「足指じゃんけん」 「足握手」でぽかぽか健康法
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お風呂でリラックスするついでにできる簡単健康法とは?
日に日に秋の深まりが感じられるようになってきましたね。
肌寒い冬の夜、皆さんは普段よりも長くお風呂に入ってしまうことがありませんか?
温かいお湯に浸かると、ついついリラックスして、夏に比べてずっと長風呂してしまう方も多いでしょう。
ただ体を温めるだけでも、もちろん健康には良いのですが、せっかくなら入浴中に簡単にできる健康法を取り入れてみませんか?
今回は、そんな時におすすめの「足指じゃんけん」と「足握手」という足指を使ったエクササイズをご紹介します。
これらは簡単にできるだけでなく、足の健康を保ち、体全体のバランスを整えるのにも役立つ方法です。
やってみると意外と難しい「足指じゃんけん」
まず「足指じゃんけん」。
その名の通り、足の指を使ってじゃんけんをするというものです。当たり前ですが勝ち負けは関係ありません。
グー・チョキ・パーの動作を行うことが目的ですが、結構難しいのでぜひ読みながらやってみてください。
足の指をぎゅっと丸めた状態が「グー」、親指だけを立てるのが「チョキ」、5本の指をすべて伸ばして広げるのが「パー」です。
最初は片足ずつ、グー・チョキ・パーを5回ずつ行い、慣れてきたら両足同時に行いましょう。
注意点としては、土踏まずや足首に力がしっかり入っていることを意識しつつ、無理をしてこむら返りにならないように注意して行うことです。
普段あまり使わない足の筋肉を意識的に動かすことで、足全体が鍛えられます。
ちょっと痛いかも?「足握手」
次にご紹介するのが「足握手」です。
これも簡単なエクササイズですが、普段意識して行うことは少ないかもしれません。
方法は、手の指を足の指の間に入れてしっかりと握り合うというものです。手と足の指を組み合わせたら、力を入れてお互いをしっかり握ります。
手の指は足の力加減を敏感に感じ取るため、足の指のうち、どの指が強く、どの指が弱いかがわかります。特に親指が強かったり、小指が弱かったりと感じる場合は、なるべく均等に力を入れるように調整しましょう。
この動作を5秒間、3回繰り返すことで足全体のバランスが整い、足指の力が均等になります。
足指を動かすエクササイズの重要性
なぜこのような足指のエクササイズが重要なのでしょうか?
冬場はもちろん、夏場でもクーラーで足が冷えてしまうことが多く、足の冷えは体全体の健康に悪影響を及ぼします。
足指の運動を行うことで血行が促進され、足の冷えが改善されるほか、むくみの解消にも効果があります。
また、私たちは日常生活で無意識のうちに片足に体重をかけてしまうことが多く、それが骨盤の歪みの原因にもなります。
足握手をしてみると、足の指の力のバランスが左右で異なっていることに気づくかもしれません。
このように、左右のバランスを整えることで骨盤の歪みも改善され、体全体のバランスが良くなります。
タンスの角に小指をぶつけることが多いなら・・
さらに、一説によると、足の小指の神経が鍛えられることで、日常生活でタンスの角に小指をぶつけることがなくなるとも言われています。
それが本当かどうかは定かではありませんが、足指を鍛えることによって感覚が鋭くなり、足の機能が向上することは間違いありません。
足指のエクササイズを日常に取り入れることで、冷え性やむくみの改善に役立つだけでなく、体全体のバランスを整え、健康を維持することができるでしょう。
毎日の入浴時間を使って、この簡単なエクササイズを続けてみてください。きっと足の変化を実感できるはずです。