自然治癒力を引き出すカイロプラクティックで花粉症、アトピー、自律神経の乱れをケアする治療院
この先生の魅力、人間性をなんと表現したらいいのでしょうか。「気のいいおっちゃん」と言えばいいのでしょうか？ご本人に伺えば「何でもええよ」とかわされてしまいそうですが。
自律神経の乱れ、花粉症、アトピーといった、改善を諦めてしまわれることも多いような深いお悩みに対応できる技術と経験、そして包容力をお持ちです。
自律神経の乱れに悩む方が多く来院。「『だいぶましになる』くらいは言ってもいいかな」
――坂田先生が得意とする症状は何でしょうか。
基本的にはホームページに書いています。できることは全部書いているし、できないことは載せてない。新患さんは、ホームページを見て来ましたっていう人がほとんどですね。
――その中でも特に多い症状は。
うーん、自分でもどうしてなのかはわからないんだけど、鬱・・まではいかないけどメンタルに何かしらの問題を抱えている人が、比較的多いかなという印象です。
比較的というのは、他の院に比べてということね。同業の仲間と話してて、あれ、うちはちょっと多いのかなと思ったんですよね。
あとは、花粉症やアレルギー、アトピーの相談も多いです。
――メンタルや、アレルギーに対処しやすい施術法なのでしょうか？
うちは院の名前に「カイロプラクティック」って入れてるんだけど、カイロって何やわからんでしょ。
――むかーし、とんねるずがキョンキョンとやってましたよね。
「愛のカイロプラクティック」な（笑）。あんなイメージよね、ボキボキ！みたいな。
――カイロプラクティック＝ボキボキ ですか？
いや、カイロプラクティックの日本語訳は整体だから。つまりは整体院なの。でも自分はカイロプラクティックという名前の付いた技術講習を受けたのをきっかけに、自然治癒力を引き出す治療法の研究をするようになったから、カイロプラクティックを屋号に付けたわけです。
――背骨を矯正することが基本ですよね。それによって自然治癒力を引き出す？
そう、体の中心である脊椎を本来の状態に戻すことによって、体の機能が的確に作用するようになり、良い状態へと「戻っていく」のを促します。
――ボキボキします？
しません。する必要ないから。
――脊椎へのアプローチで、アトピーや花粉症も改善されるのですか？
うん。まぁ、この業界は治るとか改善とか言っちゃいけないけど、「だいぶましになる」くらいは言ってもいいかな。
――手技による施術のみですか？
鍼をすることもあるし、人によっていろいろです。鍼が怖いという人に無理やりすることもないし。
アトピーや花粉症なんかは、食べ物の影響も大きいから簡単な食事指導もしますね。
――これは食べないでね、といったことでしょうか？
そうなんだけど、そうは言っても食べたくなるのが人間だから、「これの代わりにこれを食べようか」と提案したりはします。
患者さんとの対話は治療の基本。患者さんの気持ちにとことん寄り添う。
――患者さんの性格なども把握しないと、なかなかそこまで寄り添った提案はできないですよね。患者さんのお話はじっくり聞いていらっしゃるのでしょうか？
初診はしっかり聞きますね。やっぱり治療の基本は話を聞くことだと思うから。
――厳しいことを言ったりもします？
しませ～ん。もっと若い頃は強いこと言ったこともあったけど、今は言わない。腹も立たなくなってきたしな（笑）。
どうでもいいとかそういうことじゃなくて、言われてもできない、ダメとわかっていてもやってしまう、という面は誰しもあると思うからな。
――そうやって対話しつつ、できることはやってもらって、施術も続けて、大体どれくらいの期間で改善が見えてくるものでしょうか？
3ヶ月来てもらえれば、と思っています。アトピーや花粉症、メンタルの不調などは、たちまち目に見えてよくなるのは難しいですが、施術を受けたことによって「眠りが深くなった」「イライラしなくなってきた」といったちょっとした変化を感じるようにはなっていくので、体調がよくなるのを実感しながら、一番治したい症状の改善を目指していく感じですね。
――まずは3ヶ月。そのあとは？
良くなった後もできたら月に1回は来てほしいなとは思いますけど、そこは患者さんに任せてます。いろいろ事情もあると思うしね。悪くなったらまた来てくれればいいし。
臨床数の多さが、同業者も学びに来るほどの高い治療技術を作っている
――坂田先生って以前、ご自身の施術の技術をDVDにまとめていらっしゃいましたよね？
あー、あれは頼まれて作ったの。頼まれなかったらあんなことせんわ（笑）。
――そうなんだ、てっきりセカンドビジネスかと思いました。
あんなに労力ばっかりかかって手残りのないビジネスをやろうとは思わないですね。
何年前だったかな、「これからは頼まれ事は断らないで生きていこう」って決めたんですよ。それで、DVDも頼まれて作ったの。実際、施術に関しては伝えたい思いもあったからね。
――頼まれ事を断らないで、これまでどんなことをしました？
いろいろやったよ。学童野球の監督とか。PTA会長も何年かやったし。
――え、PTA会長も！大変でしたね。
いや、そんなでも。お姉さん方を束ねてただけよ。意見が割れて揉めそうになったら「この最終決定権は誰にありますか？会長ですか？じゃあ僕が決めますね」って決めて長引かないようにしてた。面白くないと思ってた人もいただろうけど。
（同業者から愛される坂田先生のお人柄がわかるコメントはこちらでお読みいただけます）
――DVDにしてもPTA会長にしても、ある視点から見れば先生が損しているとも思えるのですが、それでも今も頼まれ事は断らないスタンス？
うん、せっかく頼りにして頼んでくれているんだと思うし。なんちゅーか、歳かなぁ。自分がどうしたいかということより相手がどうしたいと思っているのかを大事にしたいし、残していく、とか、伝えていく、ということに重きを置くようになってきた気がしますね。そのために自分ができることならしたいっていうかね。
歳を重ねたら、大切なことを伝えていくのも義務
――治療家向けのセミナーを開いていらっしゃいますが、それもそんな思いから？
そうですね。自分の知っていることは伝えておかなきゃならないかな、という気持ちになって。全然、大々的に集客しているわけでもないし細々よ。金額も、懇親会に行ったらチャラになっちゃうくらいの額だし。
それでも、ある程度の年齢を重ねたら「何が大切か」を伝えていくのも義務かなと思う。
ここから遠方の名古屋での開催の時には受講生が交通費を割り勘してくれたり、受講生がそのセミナーを大事にしてくれるのがわかるから、こっちも応えようと思うよね。
――仙台でもやっていらっしゃいましたよね？
呼ばれれば行くよ。断らないから（笑）
――治療家に向けて治療技術を教える講習会とか教材って、かなり数多く出ていますけど、坂田先生の技術はどういった点が他と異なるのでしょうか？
臨床数の多さかな。たまに、現場を引退した治療家が治療技術を教えていることがあるけど、あれは良くないと思う。現役の時は良かったかもしれないけど、治療技術は現場でこそ成長していくものだから、現場を離れた人から得るものではないと思いますね。
――では最後に、畝傍カイロプラクティックに行こうかな、どうしようかなと迷っている方に一言お願いします。
うーん、そうね・・
来てくれたら、何とかします。
最後の一言は照れが入っていました（笑）。インタビュー中、面白いことを言ったりしながら時々患者さんへの本気の思い、治療家としての使命を垣間見るような言葉が出てくるのが印象的でした。
治療家からも、地域の方々からも頼りにされる坂田先生なら、あなたのその辛い症状を親身になって受け止めてくれるでしょう。気になっている方がぜひご来院ください。
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