オスグッド、シーバー病、シンスプリント・・スポーツに励む子をサポートし、正しい筋肉の使い方を指導してパフォーマンスアップに導く「たかはし鍼灸整骨院」
サッカー、陸上、バレーボール、バスケットボールなど、スポーツに打ち込む子どもたちのサポートに全力投球している「たかはし鍼灸整骨院」の高橋迪大先生。
ご自身もサッカーに打ち込んでいたからこそわかることがたくさんあるそうです。「上手い子ほどケガをする」とおっしゃるその真意は?お話を伺いました。
サッカーが上手な仲間がケガで苦しむのをずっと見て来ました
――高橋先生自身が、子供の頃からサッカーをやっていたそうですが、かなり本格的にされていたのでしょうか?
僕が入っていたチームは、地元の子たちが集まってできた、地域選抜に入る子が何人かいるようなチームでした。でも残念ながら僕自身は運動神経が悪くて。超ヘタクソでした。全然、レギュラーとかではありませんでしたね。
――でも続けていらっしゃったんですね?
はい、ヘタクソ組は見学の時間が長かったんですが、練習は自分のペースでコツコツできるので楽しかった。とにかくサッカーが大好きだったんでしょうね。
でも試合は嫌いでしたね。怒られるし。車移動中に友達とお喋りするのは楽しくて「まだ会場に着くな」とか思ってました(笑)
――治療家さんからよく聞くストーリーは、「スポーツに打ち込んでいて、ケガをしたのをきっかけに体のつくりやケガの治し方に興味を持つようになった」というものですが・・
いえ、僕はケガしてません。ケガするほど練習してないんで。
――珍しいパターンです(笑)
そうでしょうね。「患者さんの痛みがわかります」というほどでは・・ないです(笑)
見学しているとわかるんですよね。「上手い子ほどケガをするんだな」って。酷使するから当たり前なんですけど、それで試合に出られなくなって、周りに迷惑をかけてしまったと言って泣いている子を見て「ケガなんてなければいいのにな」って子供心に思ったのを覚えています。
実業団サッカーチームのトレーナーを兼任しながら勉強の日々
――そういった思いが、今のお仕事につながるんですね。
はい。ヘタクソだったしチームの役には立てていなかったけど、サッカーをする子たちのサポートができたらいいなと。それで、「将来の夢はスポーツドクターです」なんて言うようになって、高校生になった頃にはサッカーを続けつつ、テーピングやストレッチを学んでいました。
――そして高校卒業後は柔道整復師の専門学校へ行って、目標としていた治療業界に足を踏み入れたと。
高校卒業後は鍼灸科に入り、翌年に柔整科に入学しました。鍼灸科の2年生の頃だったかな、京都精華学園中学・高等学校女子サッカー部で、トレーナーとして選手のサポートをしました。
柔整科3年の頃にJFL京都佐川印刷サッカークラブのトレーナーも兼任するようになり、ひたすら選手の体をケアしていましたね。
柔整科卒業後は教員養成科へ入学して・・という感じだったので、体力的にも時間的にも相当ハードでしたけど、好きなことなので全く苦にならなかったです。
教員養成科時代にはビーチサッカー日本代表選手のサポートもしました(上右写真)。
――教員養成科を修了されたということは、柔道整復師や鍼灸師の先生の資格をお持ちだということですよね?
そうですね。
――現在は鍼灸整骨院の院長をなさっていますが、そういった教員の道や、トレーナーの道も検討していたのですか?
うーん、トレーナーは面白かったですけどそれだけを仕事にするのはやはり難しくて。教員は、免許は取りましたけど現場の方が面白いですから。人のサポートをしたいというのが当初の夢で、それはずっと変わっていなかったので、よりたくさんのスポーツ選手の体をケアできる方法を模索して、開業という選択をしました。
オンラインで全国・海外のスポーツ少年少女の相談に乗る
――やりたいこと、優先順位がはっきりしていますね。
そうですね。それはもう性格かなと思います。今はこうやって開業して仕事させてもらっていますが、優先順位の一番は家族。息子もまだ小さいし、ガンガン仕事をするというより家族との時間を大切にしています。
――とは言え、全国に患者さんがいらっしゃいますよね。
オンラインなので、日本全国だけでなく海外からも問い合わせが来ますね。
――どんなお悩みが多いですか?
痛みが出ている部位は膝だったり足首だったり腰だったりといろいろですが、共通しているのは、「スポーツに打ち込みたいのに、その痛みのために打ち込むことができなくて悩んでいる」という点です。
――子供が好きなことができずにいるというのは、傍から見ても心苦しいですよね・・
そうなんですよ。意外とね、子供自身はケロッとしていたりするんです。一方で、親御さんの方が鬱になりそうなほど悩んでいる。子供には好きなことをさせてあげたい、得意なことを伸ばしてあげたいと思うのが親心ですからね。
――そんな親御さんが、誰かどうにかしてくれないかといろんな情報を見てたどり着くのが高橋先生というわけですね。
「整骨院で施術してもらって治らなかったのに、なんでオンラインで治るねん」って言われることもありますよ(笑)。でもね、治るんですよ。要は体の使い方に問題があって症状が出ているので。
休養しないと治らないなんてことはなく、4年もの間悩んでいた子の症状が4日で良くなった、ということもありました。オンラインサポートは、早い子で1~2週間、長くかかったとしても1~2ヶ月で改善に導いています。
――痛いところをどうこうするのではなく、痛みの原因となる体の使い方を改善するわけですね。
はい。さらには、正しい体の使い方、筋肉の使い方を覚えられれば動きに無駄がなくなり、パフォーマンスアップにつながります。実際、オンライン指導の後に最高記録を更新した、シュートがより積極的に決められるようになった、足が速くなったといったお声は多くいただくんです。
――ほー、それは嬉しいことですね!痛みがなくなるだけでなく、さらに上手になると。
だから僕は「ケガをするほど上手くなる」と言っています。ケガは体がうまく使えていないサインなので、改善すればもっと上手になるよと。
――オンライン指導というのは、約束の時間を決めてzoomをつないで相談するのでしょうか?
オンラインと言うとそういうイメージを持つ方がいらっしゃいますが、そうではなく、こちらが指定する動作や姿勢の動画・写真等を送ってもらって、それを見て僕が診断レポートを作って送る、それを読んでもらって動作を修正してまた動画を送ってもらう、というやり取りです。
――それなら遠方でも、時間がなくてもできますね。
子供の頃は、今しかできないことをやるべき。技術は後からでも習得できる
――少し話は変わりますが、スポーツに励む子どもたちをサポートする高橋先生から、その親御さん向けのアドバイスはありますか?
うーん・・ 親御さんだけでなくコーチにも知っておいてもらいたいのですが、本当にその道のプロになりたい、Jリーガーとかプロ野球選手になりたいのであれば、子供のうちに週に7日も8日も練習を詰め込むのではなく、体づくりと正しい体の使い方を覚える方に時間を割いた方がいいと思います。
――ちょっと待って、週8日って何ですか?
いるんですよ、クラブチームをハシゴしていて1日に2回練習を入れる子が。
――随分ハードですね。
ハードな練習は、子供の時にしかできないことでは決してありません。技術的なことは大人になってからでも充分間に合う。
それより、身長を伸ばしたり、睡眠をとったり、今しかできないことをしてほしいですね。自分の体を知り、思い通りに動かせるようになる感覚を覚えるのも今です。そして、そのスポーツをもっと好きになったりすることを大事にしてほしいなと思います。いくらうまくても体がボロボロで背も低くて・・だと、プロで開花できませんから。
――スポーツの過剰な指導が時折問題になっていますが、子供の成長やパフォーマンスの伸びシロを振り返って、見直されていくようになるといいですよね。
そうなんです。長い目で見てあげることが本当に大事です。それを、僕も声を大にして伝えていきたいと思っています。
特に、プロを目指しているのに、小学校の内からあまりにも追い込んでしまうことは、フルマラソンをスタート直後からダッシュし続けることと同じです。体か心が保たなくなってしまいますからね。もちろん競技によって必ずしも・・という訳ではありませんが。
――最後に、スポーツに励むお子さんのサポートをしている親御さん、体の痛みで休養を余儀なくされている方々にメッセージをお願いします。
痛みが出る原因は、ただただ酷使しているからではなく、どこかで誤った体の使い方をしてしまっていることにあるかもしれません。それに気づくのはできるだけ早い方がいいです。自分で治せるようにならないと、治ることはないとお考え下さい。
当院では「自分で治す方法」をお伝えしています。一度習得すればずっと使える方法です。あらゆる場面でベストを出すことができるように、ご自身の体と向き合う機会を持ってみてください。
明るくはっきりとお話しくださる様子から「この先生になら我が子をお任せしても大丈夫」という安心感が得られます。仕事上のやり取りも非常に丁寧で、相手に敬意を持つということを自然体でできる先生です。
子供には好きなことに思いっきり打ち込んでもらいたい。そのためにベストな選択をしたい。そうお考えの方は、高橋先生に一度お問い合わせください。
こちらの記事では、高橋迪大先生がオグスッド症について解説しています。
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